オカリナの高学年

banner  そろそろ留守番ができるようになっているといっても、指導員の手が高学年に要らなくなるわけではありません。むしろ、高学年なりの課題があり、指導員として低学年にないかかわり方が求められます。

 高学年にとって、指導員と一緒にオカリナ全体のことを考える場や、集団をリードする役割を与えられることは、思いやりの気持ちをよりいっそう育て、誰もが持っている自由や責任、個性といったことをきちんと捉えるよい機会となります。(それは指導員が子どもに責任を肩代わりさせたり、仕事を押しつけたりするものではありません。)

banner  また、5、6年生というのは、思春期に差し掛かる高学年特有の、心身の成長に伴う変化が現れる大切な時です。そのような時期に人を思いやり行動すること、それによって頼られたり任されたりすることがどれほどの自信につながるか分かりません。「6年生のようになりたい。」と下級生達のあこがれの対象になることも、この時期に大切な自己肯定感を味わえるすてきな経験です。以後の人生の貴重な財産となります。

 オカリナの保育実践は、人のよさや優しさを知る低学年、頼ったり頼られたりして関わるよさを感じる中学年、そしてオカリナっ子がよりよい集団に育つために考え行動する価値を、指導員と一緒に知る高学年(生活班の班長は原則5、6年生から選出します)、とコミュニケーション力のステップアップも目指しています。ですから6年生は最も人間関係の深まりと広がりをつくれる学年なのです。(学童保育のことをよく知らない人達が、学童保育にいると世界が狭められるのでは、という印象を持つことがあるようですが、それは逆です。数々の経験、人前での自己表現、年令や性別を超えたさまざまな人間関係の構築が世界を広げ、自主性、社会性を身につけていきます。)

banner  また、思春期のひずみや揺れを受け止め心配してくれる、長いつきあいの指導員が親以外の大人としてそばにいることも、11、12才の子どもには大きな安心をもたらします。そしてオカリナは親たちにもいつも活気があります。前向きな大人達をそばで感じながら生活できることは特に思春期の子どもには大変幸せであると言えます。

 小学生の心の育ちに必要なのは、健全な遊びと豊かな人間関係、生き生きと仕事や人生を楽しんでいる大人の3つだと言います。6年間、学年ごとに成長しながら、3つの条件を充分味わい卒業していってほしいと考えています。

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