オカリナ基金へご協力を!

 私達が学童ほいくオカリナを立ち上げて15年以上が経ちました。
 学童保育を必要とする人たちや、学童保育を理解し、応援してくださる方々のおかげで子どもの数も増え、毎日の保育も軌道に乗りつつあります。しかしながら、この施設が放課後児童健全育成事業としての補助金が全く無い中での完全な自主運営であることには変わりありません。年間の費用約1,300万円あまりはもちろんここに子どもを預ける保護者が保育料として出し合い、年に何回かバザーなどの事業活動も行っています。それでも1世帯にかかる負担は大きく、我が子には学童保育が必要だけれど、そこまでの金額は出せないと諦める親もいます。

banner  川崎市は、平成15年度4月1日より「わくわくプラザ」を市内全小学校で行うとして、40年間続いてきた学童保育を平成14年度いっぱいで廃止してしま いました。しかし、昼間保護者が働いている小学生の中には、毎日学校が終わってからの時間、また、夏休みなど1日をすごさなければいけないときに、家庭の代わり、親代わりとなる学童保育の丁寧なかかわりがどうしても必要な子どもがいます。また働きに出る大人の中にも、子どもにとって、何事もなくただ無事に保護者のいない時間が過ぎていけばよいのではなく、安心で有意義な過ごし方をしてほしいと願う人達もいます。短い子ども時代に放課後を豊かにすごすことは、人生にとって、実はとても大切なことであると考えます。発見、創造、共感、協力、安らぎ...小さな積み重ねで子どもたちは成長していきます。
それを大人たちが保障していく場として学童保育はとても可能性のある場です。私たちのそんな思いが一つになって「学童ほいくオカリナ」は生まれました。今の、そしてこれからの子どもたちの素敵な居場所になるように日々考え、実践しています。

 必要とする子どもたちが学童保育を利用できるよう、施設拡充や移転準備を支援したり、保育料が壁になり、学童保育を諦めなければならない家庭を支え合ったりするシステムとして「オカリナ基金制度」をつくりました。 わくわくプラザがあるのに、自主運営をしてまでも学童保育を続けていこうというのは、ある意味わがままなことかもしれません。しかし、学童保育はわくわくプラザとは全く別の役割を担うものであり、本来ならば市は両方の事業を責任をもってすすめるべきだと思うのです。(これは国の方針にも合致しています。)自主運営の学童保育所が生まれた必然性をご理解ください。そしてぜひ、学童ほいくオカリナ基金へのご協力をお願いします。

オカリナ基金の目的

  • 当面、学童ほいくオカリナの施設維持、年間運営費に充当して、会員の負担軽減、困窮家庭の会費の補助として利用します。
  • いずれ基金収入が安定し、蓄えができるようになったら、川崎で自主運営の学童保育を立ち上げようとする人達への支援金として運用します。

賛助金の目安

  • 賛助金の額については、特に定めはありません。お気持ちでご協力いただければと思います。
    ただし、アンサンブル会会員のみなさんには、一世帯年額1万円を目安にご協力をお願いしています。

基金(寄付)の申込先、基金(寄付)の振込先

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学童ほいくオカリナ
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振込先   セレサ川崎農業協同組合 橘支店
銀行番号: 5123
支店番号: 002
種  別: 普通
口座番号: 0055606
名  義: 一般社団法人オカリナの森

クレジットカード寄付
Syncable(シンカブル):一般社団法人オカリナの森サイト
https://syncable.biz/associate/20180223/

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